楽天証券から株式を出庫(移管)する方法|手順・必要なもの・注意点

当ページのリンクには広告が含まれています。
楽天証券から出庫(移管)する方法のアイキャッチ画像。準備・手順・注意点を解説。

楽天証券の株式を「他社の証券口座へ移す」ときは、国内株式なら原則PCサイトのWEB申込で完結します。

この記事では、楽天証券での株式移管について、準備→申込→反映確認までを、迷わず再現できるようにまとめました。

✅ 読み終えるとできること

  • 出庫前の“詰まりポイント”(代用/NISA/貸株など)を先に潰せる
  • PCサイトでの出庫申込を、そのまま手順どおりに進められる
  • 反映の目安日数や、受付停止の可能性を理解して不安なく待てる
目次

結論|楽天証券の出庫は「準備→申込→反映確認」

やることは大きく3つだけです。

  1. 出庫できない状態(代用/NISA/貸株など)を先に解除
  2. PCサイトから申込み
  3. 反映まで通常4〜5営業日を目安に確認

また、国内株式の移管手数料は、楽天証券側では無料となっています(移管先での手数料は移管先を要確認)。

(例外:WEBで申込できないケース)

  • 国内上場外国株式:日本の取引所に上場している「外国企業の株式」
  • 国内上場ETF(外国株式扱い):ETFでも制度上「外国株券等」に分類される銘柄

あまり種類は多くありませんが、これらはWEBでは申込できず、カスタマーサービス経由で書面対応になります。

出庫する前に確認するチェックリスト

移管は手続きをする前の準備をしておくとスムーズにいきます。申込前に、必要事項を先に揃えましょう。

① 口座区分を確認(特定/一般/NISA)

  • 特定口座(国内株式):移管先でも特定口座
  • 一般口座預り:移管先でも一般口座
  • 旧NISA・新NISA:そのまま移管できないため、課税口座へ払い出し後に移管

NISAから課税口座への払い出しもWEBサイトでできるようになっています。
詳しくは楽天証券公式サイトの「NISA口座払出し(振替)」を御確認ください。

② 移管先の受け入れ準備はできている?

  • 移管先で 口座開設が完了している
  • 移管先の 口座区分(特定/一般) が希望どおりになっている

③ 移管先情報を用意(入力で詰まるところ)

申込画面で入力するため、あらかじめ「移管先の情報」を手元に置いておきましょう。

(移管先で確認しておく情報)

  • 移管先の証券会社名(口座管理機関名)
  • 移管先の部支店名
  • 部店コード(3桁など、移管先が指定するコード)
  • 移管先の部支店所在地
  • 移管先の口座番号
  • 機構加入者コード(移管先の7桁)
  • 加入者口座コード(移管先の21桁)

※楽天証券の申込画面で入力していくようになります。「口座番号/各種コード」の打ち間違いは手戻り原因なので、見ながら入力→最後に見直しがおすすめです。

代用FXができるDMM 株、三菱UFJ eスマート証券の移管先情報はこちら
項目内容
口座管理機関名株式会社 DMM.com証券
部支店名インターネット
部店コード500
お客様の口座番号マイページ>お客様情報>証券総合情報>証券アカウント番号(7桁)
部支店の所在地東京都中央区日本橋2-7-1
加入者口座コード(21桁)マイページ>お客様情報>証券総合情報>加入者コード(1123160から始まるコード)
機構加入者コード(7桁)1123160

④ “出庫できない状態”になっていないか確認

楽天証券の株式の移管出庫においては、次のような状態だと移管ができません。あらかじめ解除等を行ってから移管手続きに入りましょう。

  • 代用有価証券(信用代用)になっている株式 → いったん 保護預りへ振替してから移管
  • 旧NISA・新NISAの株式 → 課税口座へ払い出し後に移管
  • 貸株サービス利用中 → 「貸株の返戻」後、受渡完了してから移管
    • 目安:営業日16:00までに返戻指示 → 2営業日後が受渡(受渡後に移管手続きが可能)
    • 返戻指示の締切時刻・受渡日などの条件に注意
    • さらに、特定口座は一部移管が不可のため、貸株で一部だけ貸し出していると「残り株数だけ移管」ができないケースが出ます

楽天証券から出庫する手順(申込〜反映確認まで)

手続きの全体像(国内株式はWEB、例外は書面)

  • 国内上場株式・国内上場ETF:原則WEBで申込(PCサイトでログイン後)
  • 国内上場外国株式/国内上場ETF(外国株式扱い):WEB申込不可 → カスタマーサービスへ連絡し、書面(口座振替依頼書)で手続き

なお、WEBでの次のような場合には、移管受付を停止することになっています。

  • 権利確定のための基準日が設定された場合
    • 基準日を含めず3営業日前より、移管手続を承ることができません。
  • 株式分割、株式併合、株式交換などの資本異動銘柄が発表された場合
    • 基準日(=権利付最終日の2営業日後)を含めず6営業日前の15:00から基準日の翌営業日の17:15まで移管の受付ができません。
    • ライツ・オファリングの場合は、基準日を含めず5営業日前の15:00から基準日の翌営業日の17:15まで移管の受付ができません。

「申込が進まない/画面が出ない」場合は、楽天証券のお知らせや移管ページで、停止期間に当たっていないか確認してみましょう。

ステップ1:楽天証券PCサイトで移管(出庫)を申し込む

楽天証券PCサイトにログイン後、次の順で進みます。

楽天証券PCサイトのマイメニュー画面。右上の「マイメニュー」と「移管(楽天証券から他社)」の場所を示す。
①右上の「マイメニュー」を開き、②「移管・買取請求」内の「移管(楽天証券から他社)」を選択します。
楽天証券の移管(楽天証券から他社)ページ。国内株式の「移管申込」ボタンの位置を示す。
「移管(楽天証券から他社)」画面で、国内株式の右側にある [移管申込] をクリックして手続きを開始します。

以下、移管申込画面に沿って入力をしていきましょう。

代用FXができるDMM 株、三菱UFJ eスマート証券の口座管理機関名等は次のようになっています。

項目内容
口座管理機関名株式会社 DMM.com証券
部支店名インターネット
部店コード500
お客様の口座番号マイページ>お客様情報>証券総合情報>証券アカウント番号(7桁)
部支店の所在地東京都中央区日本橋2-7-1
加入者口座コード(21桁)マイページ>お客様情報>証券総合情報>加入者コード(1123160から始まるコード)
機構加入者コード(7桁)1123160

ステップ2:申込後〜反映まで(目安日数と注意)

国内株式の移管は、手続き後 通常4〜5営業日 が目安です。

楽天証券の保有株式から見えなくなり、移管先の保有株式で見えるようになるまでが数日かかるため、不安になってしまいますが、数日待つようにしましょう。

特定口座の株は「移管して担保活用」できる

特定口座で株を長期保有しているのであれば

  • 売りたくはない(課税も確定させたくない)
  • でも資金はもう少し効率よく使いたい

と感じる人も多くいると思います。

このとき、保有株を担保にして活用する「代用FX」という選択肢があります。

代用FXは単にFXができるだけではありますが、通常のFXと違って現金を入れる必要がありません。

FXの始め方には「現金を入金して始める通常FX」と「株を担保にして始める代用FX」の2種類があり、違いはスタート地点だけで仕組み自体は同じであることを示した図解
現金から始める通常FXと、株を担保にする代用FXの違い

その上で、株式・投信とFXのメリットを両取りできる点があります。

株式を売らずにFXができる「代用FX」のメリット(株式:配当・株主優待・値上がり益/FX:為替差益・スワップ益)
代用FXのメリット|株式(現物)×FX(為替)

詳しい内容は主に次の記事で解説しています。興味ある方はどうぞご覧ください。

次のような人は代用FXができる証券会社に株式や投資信託を移管して担保にするという価値が大きいです。

  • インデックス/高配当/大型株を長期で持っている
  • 取り崩し(売却)を避けたい
  • 資金効率を上げたいが、リスクは管理したい

よくある質問(FAQ)

手数料はかかる?

国内株式の移管は、楽天証券側では手数料はかかりません。移管先の入庫手数料は入庫先で確認する必要があります。

何日くらいで反映される?

通常 4〜5営業日 が目安です。

移管可能数量に株が出てこない…

代用有価証券(信用代用)になっていると移管できない原因になります。保護預りへ振替してから移管します。

NISAの株は移せる?

旧NISA・新NISAの株は「そのまま」移管できません。課税口座へ払い出して(WEB手続き可能)から移管します。

貸株している場合は?

貸株は返戻後、受渡完了してから移管が可能です。

同じ銘柄の一部の株数だけ移管できる?

一部の株数(200株中100株など)の移管はできず、全数量での移管となります。貸株で一部だけ貸し出しているなどは注意しましょう。

まとめ|今日やること

移管手続きは、ハードルが高いように思いがちですが、一度経験してしまえばそんなに難しくないことが分かります。

次の内容を漏れなく行い、スムーズに移管してしまいましょう。

  1. 出庫前チェック
    • 口座区分を確認(特定/一般/NISA)
    • 移管先の口座を開設し、口座番号等を準備
    • 代用・NISA・貸株など「出庫できない状態」を解除
  2. PCサイトで移管申込み(停止期間にも注意)
  3. 4〜5営業日を目安に反映を確認
黒いジャケットを着た優しい表情の男性イラスト(当ブログの著者アイコン)
おてぴ|おてがるFP

投資歴は10年以上。現在はインデックス投資・高配当株ETFを中心とし、これら保有株を担保に使う「代用FX」で資金効率を高める投資を自ら実践。初心者の方にも分かりやすく、仕組みとリスクを丁寧に解説していきます。

▼ Xで最新の投資メモを見る
運用の気づきや更新情報を発信しています。

▼ はじめての方へ(ブログの読み進め方)
投資スタイルとおすすめの読み進め方をまとめました。

目次