この記事では、私が実際に運用している「投資信託」と「ETF」の成績を、金額ベースで完全公開しています。
- 2025年11月末時点のポートフォリオ全体の成績
- 投資信託(インデックス投資)の評価額・損益・今年の積立額
- ETF(高配当株、金、米国債)の評価額・損益・今年の受取配当金
- 普段どんな方針・ルールで運用しているのか
「インデックス投資や高配当ETFって、実際どれくらい増えるの?」というイメージづくりの参考になればうれしいです。
2025年11月までの運用実績
まずは、2025年11月末時点までの今年の成績を公開します。
運用実績全体サマリー
今年の運用状況は次のとおりです。
| 年初時点の評価額合計 | 14,492,783円 |
| 今年の追加投資額 | 722,854円 |
| 現在の評価額合計 | 19,573,099円 |
| 評価損益(含み損益) | 5,628,889円 |
| 今年のトータルリターン | 30.07% |
| 今年の受取配当金 | 185,769円 |
* 「今年の追加投資額」は、新規に投資へ回した現金を計上しています。資産配分調整のための売却資金を差引きしています。
* 「今年の受取配当金・分配金合計」について、投資信託は配当金再投資型のみ保有のため、ETFからの配当のみ受け取りのみ。
年当初は株価が大きく下がっていましたが、徐々に株価は大きく上げてきており、現時点では十分なプラス圏で推移しています。
投資信託の運用実績(2025年11月末時点)
投資信託は、インデックス投資の王道ど真ん中、次の2つを保有しています。
- NISA(成長投資枠)→ニッセイ外国株式インデックスファンド<購入・換金手数料なし>
- NISA(つみたて投資枠)→eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
NISA(成長投資枠)は、特定口座で保有していた「MX海外株式[1550]」を売却して、年初一括購入、NISA(つみたて投資枠)は、主に月々の給与から購入しています。
いずれも配当金再投資型(無分配)を選択し、受け取った配当は自動的にファンド内で再投資されます。
| ファンド名 | 評価額 | 評価損益 | 1年トータルリターン | 今年の積立額 |
|---|---|---|---|---|
| ニッセイ外国株式インデックスファンド<購入・換金手数料なし> | 4,327,895円 | 1,143,240円 | 28.56% | 1,386,250円 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 3,482,339円 | 745,576円 | 29.11% | 1,100,000円 |
| 合計 | 7,810,234円 | 1,888,816円 | 28.81% | 2,486,250円 |
全世界株式と先進国株式をインデックスとする投資信託のため、「全世界+先進国(主に米国・欧州)」への広い分散と成長の取り込みをNISAの役割としています。
ETFの運用実績(2025年11月末時点)
主に特定口座でETFを保有しており、NISA口座とは異なり、
- 株式の高配当・株主還元
- 債券・金による守り・値上がり・ヘッジ
の両方を狙う構成にしています。
現在保有しているETFは次の5本です。
- MX海外株式[1550]
- iSMSCI高配当[1478]
- NF日経高配当50[1489]
- iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替Hあり)[2621]
- iSゴールド[314A]
ETF参考情報
| ETF名 | 特徴 | 役割・狙い | 権利確定月 |
|---|---|---|---|
| MX海外株式[1550] | グローバル分散。配当より成長重視。 | 世界株式の値上がり益 | 6月 / 12月 |
| iSMSCI高配当[1478] | 配当継続性や配当性向、財務体質等の基準。 | 日本株の高配当 | 2月 / 8月 |
| NF日経高配当50[1489] | 予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成。 | 日本株の高配当 | 1月 / 4月 / 7月 / 10月 |
| iシェアーズ 米国債20年超(為替Hあり)[2621] | 株と逆相関傾向、下落耐性、長期金利低下で上昇期待。 | 守り+分配金+値上がり期待 | 1月 / 4月 / 7月 / 10月 |
| iSゴールド[314A] | 実物資産分散。株や債券と異なる値動き。 | インフレ・通貨下落への保険 | - |
| ETF名 | 評価額 | 評価損益 | 1年トータルリターン | 今年の受取配当金 |
|---|---|---|---|---|
| iSMSCI高配当[1478] | 2,088,240円 | 544,236円 | 24.13% | 42,070円 |
| NF日経高配当50[1489] | 2,118,360円 | 507,492円 | 22.61% | 63,230円 |
| MX海外株式[1550] | 6,452,100円 | 2,526,300円 | 48.15% | 69,666円 |
| iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替Hあり)[2621] | 504,900円 | 14,400円 | 今年の中途から保有 | 4,303円 |
| iSゴールド[314A] | 599,265円 | 147,645円 | 40.10% | 0円 |
| 売却済[主にTMF] | - | - | -41.94% | 6,500円 |
| 合計 | 11,762,865円 | 3,740,073円 | 30.57% | 185,769円 |
MX海外株式[1550]はNISA口座枠を超えた部分の先進国株式インデックス投信として保有しています。
iSMSCI高配当[1478]、NF日経高配当50[1489]はキャッシュフロー獲得のために定期的に購入しており、銘柄分散のために2つが半々になるように購入しています。
一方、iシェアーズ 米国債20年超(為替Hあり)[2621]は、 株式と違う値動きに加え、十分な分配金利回りと値上がりへの期待がある “守りとリターンの両立” を狙ったものになります。
さらに、iSゴールド[314A]は、株式や債券と値動きの性質が異なる「実物資産」への分散として組み入れています。インフレ局面や通貨不安時のヘッジ要素を持たせる狙いです。
また、ETFは特定口座(源泉徴収あり)で保有しているため、代用FXの担保として活用できる点も大きなメリットです。代用FXで得られるスワップ益を、さらにETFの追加購入に回すことで、“配当+スワップ+再投資” の3段ロケットで資産形成を加速させる設計にしています。

関連:代用FXを使った資金効率の高め方はこちら

2025年の配当金の状況
今月は、次の配当がありました。
- NF日経高配当50[1489]:28,470円
- iシェアーズ 米国債20年超 ETF(為替Hあり)[2621]:4,303円
今年の合計は、次のようになりました。
| 年月 | 受取配当金 | 累計配当金 |
|---|---|---|
| 2025年1月 | 40,592円 | 40,592円 |
| 2025年2月 | 2,238円 | 42,830円 |
| 2025年3月 | 18,670円 | 61,500円 |
| 2025年4月 | 0円 | 61,500円 |
| 2025年5月 | 28,280円 | 89,780円 |
| 2025年6月 | 0円 | 89,780円 |
| 2025年7月 | 35,574円 | 125,354円 |
| 2025年8月 | 4,242円 | 129,596円 |
| 2025年9月 | 23,400円 | 152,996円 |
| 2025年10月 | 0円 | 152,996円 |
| 2025年11月 | 32,773円 | 185,769円 |
| 2025年12月 | - | - |
まだ金額としては大きくありませんが、「何もしなくても入ってくるお金」が少しずつ増えていくのは、やはりモチベーションになりますね。
まとめ:今年も結局インデックス投資は上昇中
2025年11月までの投資信託、ETFの運用実績をまとめました。
今年も結局インデックス投資は強くて、さらに日本株も追い風ムードですね。いつまでこの状況が続くかは分かりませんが、自分にできること(各資産割合の調整やその他の資産運用の柱[代用FXでの利益]構築)を淡々と進めていくことが大切だと思っています。
インデックス投資、高配当株投資をしている方の参考になれば幸いです。
(追伸)当ブログになって最初の運用実績だったので、金額等まとめるのにかなり時間がかかってしまいました。前回のブログからかなり時も経過してしまいましたが、また見てくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。引き続きよろしくお願いします。
投資信託・ETFを担保にした代用FXの運用実績はこちらの記事で紹介しています。合わせてご覧いただければ幸いです。



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